2011年6月22日水曜日

ツァラトゥストラはかく語りき

「ツァラトゥストラはかく語りき」「ドン・ファン」「死と変容」の3曲が入った1枚。



テンシュテット/ロンドン・フィルの演奏。
どこがどう良かったか言えませんが、すごく気に入った1枚になりました。

R.シュトラウスは好きな作曲家ですが、あまり曲を聞きません。聞く数が少ない分、比較対象するものが限られてくるので、演奏についてうまく言葉で表現できないのです(悲)

「ツァラトゥストラはかく語りき」は冒頭のイメージが強すぎて、派手な大オーケストラ曲という感じがしますが、なかなかどうして、室内楽的要素がそこそこあるのです。
テンシュテット盤はそこのところを気づかせ、聞かせる演奏をしています。

「死と変容」は、何かしら心に迫ってくるものがありました。R.シュトラウスにそんなのあったっけ?と思わせる演奏でした。

「ドン・ファン」は、どうこがどうと言えないんだけど、よかったなぁ。


R.シュトラウスはケンペの全集とカラヤンのが数枚で満足していたというか、それ以上増やさなくてもいいと思っていました。けれどもテンシュテットの1枚を聞くと、この人で他の曲が聞いてみたくなりました。

・・・で、HMVで検索してみたのですが、あと1曲だけ録音があるみたいで、他はないようです。他のサイトでは探していません。
残念です。

2 件のコメント:

よし さんのコメント...

私もこのBOXを聴いているところなのでR・シュトラウスが楽しみです。
2、3枚聴いたところでは期待したベルリンフィルとよりロンドンフィルとの演奏のほうが相性が良いように思いますがまだこれからですね。

よんちゃん さんのコメント...

よしさん、こんにちは。

こちらは、ここ1ヶ月ほどテンシュテット三昧です(笑)

マーラーの方を聞き終えつつあるので、今は「ザ・グレートEMIレコーディングス」の方が多いです。
その中では、このR.シュトラウスの1枚が印象的でした。

オケとの相性はたしかにロンドン・フィルの方がいい感じですね。