2007年11月12日月曜日

編曲(4)

「シューマンみたいだ」

K小学校校歌の編曲を、練習で実際に音を出してみての感想。
ちょっと失敗。凝りすぎの部分があると思った。

シューマンは、必要以上に音譜を書き過ぎるため、音が濁ったりゴチャゴチャしているらしい。
(僕自身シューマンをほとんど聞かないので、勝手に作ったシューマンのイメージで書いています)

このシューマンのオーケストレーションの特徴を初めて聞いたのは、高校の時だったと思うが、日曜日の朝「オーケストラがやってきた」という番組でだ。山本直純さんが司会していた楽しい番組だった。
そこで、シューマンの交響曲第1番(だったと思う)を例にあげ、1つ1つのパートに音を出させ、「このパートはこんな音」「こちらはこういう音」というように説明し、「じゃあ、これを全体でやってみます」と言って合奏した音を聞かせてくれた。
そして、シューマンはいっぱい音符を書き過ぎて、必要以上に音があると言っていた。

校歌の編曲はそんな感じになっているんだと考えている。
若干の修正が必要だ。


ここで思うに、楽譜を書いてすぐ音になり、確かめられるというのは、そうあることではない。
楽譜作成ソフトは、そういう機能があるらしいが、僕は使ったことがない。
でも吹奏楽の生の音で確かめられるのは、幸せなことだと思う。


音楽ブログランキングへ
     にほんブログ村 クラシックブログ 吹奏楽へ

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは。

シューマンは確かにオーケストレーションが独特でしたね。

だからこそシューマンらしい音になるのかもしれませんが。

うっかりしてましたがよんちゃんさんのブログ、是非お気に入りに登録させてください。

よろしくお願いします。

よんちゃん さんのコメント...

ニョッキさん、こんにちは。
なるほどシューマンらしい音ですか。
シューマンを聞かずに、わかった振りして「シューマンみたい」というのは、ちょっと赤面ですね。

私のお気に入りへの登録、ありがとうございます。