2009年1月5日月曜日

歴史もの

お正月は音楽をほとんど聞いていません。その代りDVDとTVで「歴史もの」を堪能しました。

「太王四神記」全12巻のうち8巻まで見ました。
「太王四神記」はぺ・ヨンジュン主演の韓国の歴史ドラマ、昨年NHKか何かで放映されていたようです。

家族にヨンさま好きがいまして、正月休みに見ようということで、全12巻を一気に借りました。
正月テレビは好きではありません。面白くないし疲れます。ついていれば何となく見ますが、積極的に見ようと思ったことはありません。そういうわけでTVよりはDVDの方かがましだし、 歴史ものは好きなので苦痛にはならないだろう、そして時間をつぶすにはいいだろうという、お付き合い程度で見始めました。

このドラマは古朝鮮の建国にまつわる「檀君神話」や他の神話にフィクションを取り混ぜて制作してあるようです。 時代は4世紀後半の高句麗、あらすじ等は公式HPをどうぞ。音楽は久石譲が担当。

僕は歴史ものが好きです。読書も半分は歴史関連、レンタルで借りてくるDVDも歴史を題材したものが多い。
でも映画やTVで放映されたものがすべて気に入るかというと、そうではない。僕なりの好みがあり、どうしても譲れない一線があります。「品」または「品格の高さ」といったあたりでしょうか。
以前のNHK大河ドラマに、安物の家族ドラマみたいなものがありました。そのようなものは見る気がしません。
歴史ものには、ある種の気品が必要だと思います。

そういう点で「篤姫」はよかったと思います。(といって、あんまり見ていませんが・・・) 昨夜の「天地人」も期待できそうです。(兼続の母の悲しみ、涙の場面に時間をとりすぎているの不満ですが、あとはなかなかいい感じです)

話を「太王四神記」 に戻しますが、かなり高得点をあげてもいい内容です。
この正月休みは音楽はほとんど聞けませんでしたが、結構満足した4日間でした。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは

歴史物は私も好きですが、中学生の頃は特に良く読んでました。最近はあまり良い小説に出会っていないのが少し残念ですが。
司馬遼太郎の「峠」「燃えよ剣」、海音寺潮五郎の「天と地と」、三好徹の「六月は真紅の薔薇」は今でも読み返します(いずれも古い作品ですが)。
最近読んだものでは佐藤賢一の「王妃の離婚」が良かったですね。
トロワイヤのロシア物は読み応えがあって「女帝エカテリーナ 」が一番面白いと思います。

韓流ものなら「チャングム」は素晴らしくDVDを買って何度も見ました。「ホジュン」という医者ものがあると思いますが、DVDは見ていないのですが、原作はなかなか良かったです。

よんちゃん さんのコメント...

yoshimiさん、こんにちは。

司馬遼太郎の「峠」はちょうど1年前に、「燃えよ剣」は一昨年に読みました。
2冊ともとりつかれるようにして読みましたが、河井継之助と土方歳三の生き様は強烈でした。
海音寺潮五郎と三好徹の作品は読んでいません。歴史ものは好きなのに守備範囲が狭くて・・・(悲)

佐藤賢一は「小説フランス革命」がおもしろそうだなと思っていますが、一冊も読んだことがありません。
トロワイヤの名前は知りませんでした。調べてみましたが、面白そうですね。

「チャングム」はTVで放映されていましたが、一度も見ていません。家族に韓流もの好きがいますが、「チャングム」には興味がなかったようで見ていません。お付き合いで見ている僕は、当然見ていないことになります(苦笑)でも、少しは興味があります。

匿名 さんのコメント...

こんにちは

>佐藤賢一は「小説フランス革命」がおもしろそうだなと思っていますが、一冊も読んだことがありません。

これは良いことを教えていただきました。このところ音楽ばかり聴いていたので、本の情報に疎くなってまして...。

フランス革命史にはかなり凝った事があって、ツヴァイク、アナトール・フランスやディケンズなどを読みましたが、全史を小説化した良いものがなかったのです。

全10巻構想らしいので内容的にもかなり期待できそうです。早速あたってみます。情報ありがとうございました。

よんちゃん さんのコメント...

yoshimiさん、こんにちは。

佐藤賢一はフランスものが守備範囲(?)ですね。
「小説フランス革命」の1、2巻、読んでみて面白そうだったら続けて読もうかなと思っていますが、他に読みたい本がいっぱいあるので、どうしようかと迷っています。

フランス革命史は深く入り込むとかなり面白いでしょうね。
僕は大学の一般教養で政治学をとりましたが、そこでの講義にロベスピエールの名前をよく聞いたな・・・ぐらいの知識と、昨年映画(DVD)でマリー・アントワネットを主人公にしたものを見た程度です(冷汗)