2009年6月4日木曜日

ベートーヴェン/交響曲第1番(2)

ジュリーニのゆっくりとしたベートーヴェンの1番を聞いた後、手持ちのCDの中で一番速いのが聞きたくなった。

フリッチャイ指揮RIAS交響楽団の演奏  1953年録音(モノラル)

1楽章ではフリッチャイが最も速い。ジュリーニの1.5倍くらい速いのではないだろうか。
ただ速いだけではない、ノリがいいのだ。思わず手が動き、体が動き出す。

3楽章はメヌエットとなっているが、スケルツォみたいなもの。ここでの演奏はスケルツォそのものだ。

4楽章の疾走感がたまらなくいい、そして楽しい。ああ好きだな、この演奏。

曲それぞれにいろんなアプローチがあり、聞き比べてみるとおもしろい。
だけど気に入るかそうでないかは別の話。1番に関してはテンポが速めの方が好き。だけどこれは今の好みであって、今後変わるかもしれない。

音楽ブログランキングへ
              にほんブログ村 クラシックブログへ

0 件のコメント: