2009年8月3日月曜日

英雄


昨晩BSで「カラヤンの芸術」をしていました。

1972年製作の映像で、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」、そして第7番をしていました。その後もあったと思いますが、寝てしまったので知りません。

一般的によく見られるステージにオーケストラメンバーが配置するのではなく、階段状なった席(陸上競技の短距離走のゴールで、審判員が座っている席をまずイメージしてください。そして上にいくにつれて広がっていきます。つまり一段上がるごとに奏者が1名ずつ増えていくのです) に奏者が座って演奏しています。これが3ブロックに分かれていて、左から【第1、第2ヴァイオリン】【管楽器とティンパニ】【ヴィオラ、チェロ、コントラバス】、これをカラヤンが指揮をしています。

音楽というよりも映像美に力点をおいた映像でした。

カラヤンの指揮もかっこよく撮られています。
昔カラヤンの指揮の真似をよくしたなと懐かしくもあり、今でもそれなりに真似はできるぞと思ったり。
凄いなと思ったのは、音楽がだんだん盛り上がってきて頂点に達するところの迫力はすさまじいものがあります。あんなに迫力を出せる指揮者はそんなにいないんじゃないでしょうか。

ところで「英雄」の話ですが、先日の演奏会前、急に聞きたくなりました。
「英雄」のCDは数枚持っているのですが、なぜかしらカラヤン/ベルリン・フィル(1961~62録音)の演奏が聞きたくなったのです。

曲を聞くときは、計画的又は意図的に聞くときと気分で選ぶときがあります。
24日(金)はカラヤン盤のスタイリッシュでカッコイイそしてスケール感のある「英雄」が聞きたくなりました。そういう気分になったのです。演奏会当日も会場に向かう車の中で聞いていきました。

演奏会へむけて気分を盛り上げたいという欲求があったのでしょうか。そうであれば、効果は大いにあったと思います。

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2 件のコメント:

夢雲(むうん) さんのコメント...

こんにちは、夢雲です。

カラヤンの英雄、スタンド状演奏席の映像はYouTubeで観たことがあります。

「カラヤンの英雄は
『BMW』又は『ポルシェ』の雰囲気、

ミュンヒンガーの英雄は、
『ベンツ』やな~」

とは、我が配偶者の言葉。

ナルホド?orえっそうやろか??

フフフフフ~(#^.^#)

よんちゃん さんのコメント...

夢雲さん、こんにちは。

カラヤンの英雄はYouTubeでやっているのですか。
YouTubeは見ないもので(苦笑)

カラヤンは『BMW』か『ポルシェ』。ミュンヒンガーは『ベンツ』。
フムフム、おもしろいたとえですね。

ミュンヒンガーの英雄は聞いたことがないので、なんとしても聞いてみたいですね。