2009年8月13日木曜日

桂枝雀

1939年8月13日は、桂枝雀の誕生日。

今日は生誕70年になる。ああ、生きていればなァ・・・、どれほど素晴らしい落語を聞かせてくれたろうかと思う。

今はDVDで見られるが、生にはかなわない。
寄席は5回ほど聞いた(そして見た)。学生の頃、京都府立文化芸術会館で数回、社会人になってからは大阪にサンケイホールと我が田舎に1度来たときに。
客を引き込み、箸がころげても笑ってしまいそうな雰囲気にしてしまうのがすごかった。


さて、明後日は近くの高校の吹奏楽部定期演奏会があります。
なんとか聞きにいけるように調整中です。

4 件のコメント:

ジョビジョバ さんのコメント...

こんにちは(^^)

へ~ぇそうだったんですか☆今日は枝雀さんのお誕生日ですか。
枝雀さんの話題で、久~しぶりに父を思い出しました。ちょうどお盆ですしね♪よんちゃんさんいつもありがとうございます。

独特でしたね、枝雀さんの落語は。“迫真”でしたよね。
枝雀さんが入り込んで入り込んで、小さな目を見開き小声になると、こちらもひきこまれて、クスクス笑いながら気付けば枝雀さんと同じような表情になっていたり。
そんなとき父は必ず「うまいな~ぁっ…」
と、TVに向かってつぶやいていました。
いい笑顔でした。

明日は実家のお墓参りにゆきます。
お線香を手向けながらの挨拶は、きまって「おと~ぉちゃん♪元気に死んでるぅ?」です。

にこらす さんのコメント...

よんちゃんさんこんばんは

よんちゃんさんも上方落語のファンなのですね?

枝雀師は小米時代のほうがなじみがあってもちろん高座も行ったことがありますし、ラジオ番組「ポップ対歌謡曲」の公開放送なども見に行ったことがあります。

軽妙な語り口と速いテンポが好きでした。
ただ、晩年は少し「笑い」を意識しすぎるように思えて(私には)痛々しく見えました。

亡くなられる前はお一人で相当悩んでおられたようですね。それも師らしいのかもしれません。

よんちゃん さんのコメント...

ジョビジョバさん、こんにちは。

先日の新聞に枝雀が13日が誕生日という記事が載っていて、懐かしくて今回拙文を記する事にしました。

たしかに独特ですね。他の落語家に枝雀のようなオーバーアクションする人は・・・、最近落語を見ないからわかりませんが・・・、僕の知っている範囲ではいませんね。

オーバーアクションというとなんとなく悪いイメージがありますが、それは他と比べてなわけで、僕には枝雀そのものも表現だと思っています。そして僕はそれが大好きでした。

よんちゃん さんのコメント...

にこらすさん、こんにちは。

大学時代、友達に落語ファンがいて、彼の影響で落語が好きになりました。
といっても範囲は狭く、米朝一門です。
そこからあんまり広がっていません(恥)

僕が好きになったのは枝雀の時で、小米時代は知りませんし、ラジオ番組「ポップ対歌謡曲」も聞いたことがありません。
一度でいいから聞いてみたかったなと思います。

上方落語は好きでしたが、いろいろと情報を仕入れて事情通になるほどのものではなく。
自殺未遂とうつ病のことを知ってショックを受けたことを覚えています。

ですから、
『晩年は少し「笑い」を意識しすぎる』とか『亡くなられる前はお一人で相当悩んでおられた』
ということを知らない、申し訳ないようなファンでした。
でも枝雀が大好きなんです。