人見知りなので緊張しています。
一昨日の「農民の家族」からイメージ繋がりで「田園」を聞きました。
田園というタイトルのつく曲名はいくつかありますが、ここではベートーヴェンの交響曲第6番のことです。
カラヤン/ベルリン・フィル(1961~1962年録音)とクリュイタンス/ベルリン・フィル(1960年録音)を聞き比べてみました。
ブログを始めて2年と1ヶ月になろうとしていますが、多くのブログを読み、聞き比べをすることが面白いことを知りました。そしてネットを通して廉価盤を買うことを覚え、知らぬ間にCDが増え(増殖に近いですが・・・)、これまで1曲1枚が普通だったのが、1曲数枚になりました。そして実際に聞き比べする環境が整いました。
1曲を1枚のCDで愛しんで何回も聴くというのが少なくなり、いいような悪いような複雑な気持ちもありますが・・・
それはさておき、同じ時期のベルリン・フィルで同じ曲をやる。指揮者が違ったらどうなるかというのが興味津々でした。
聞いてみて、やっぱり同じオーケストラだなと思う部分と指揮者によって響きが違うなという部分とありました。
カラヤン盤はキリッと引き締まった響き。木管が清明に響き渡るところが多く、そこがすごく印象に残ります。
クリュイタンス盤は、よく鳴るオーケストラを使ってのどかな雰囲気をかもし出している。弦楽器主体の響きの中に木管が溶け込んでいる感じです。
僕の好みとしてはクリュイタンス盤に軍配が上がります。歌心があり、くつろいだ気分にしてくれるところがいいんです。
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2 件のコメント:
こんにちは
クリュイタンスの選択…、ワタシもそっちです。
特にリラックスして聴くにはこっちでしょう。
四角四面、コワオモテ演奏もいいですが、肩の力を抜いて聴きたいですね。
聞き比べはCD鑑賞の一番の醍醐味と思います。
にこらすさん、こんにちは。
田園のCDは数枚持っています。
そのときの気分によって聞きたい演奏が変わるのですが、基本的にクリュイタンス盤が好きです。
醸し出す雰囲気と味わいの深さがいいですね。
僕にとっての聞き比べは、鑑賞者としての欲求と、同じ楽譜からどのようにして違う演奏になるのかということを学び、今後に生かしたいという指揮者的関心とあります。
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