2007年10月4日木曜日

幻想交響曲

「幻想交響曲っていい曲だね!」

今年9月8日に行われた、サイトウ・キネン・フェスティバルの演奏会(小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ)を聞いて、“初めて”そう思った。(生で聞いていません、友人に録画を頼んでおいたものを聞いたのです)


名曲と言われるものでも、好きになれる曲とそうらならいものとある。
ベルリオーズ幻想交響曲は、俗に名曲といわれているが、僕自身は2楽章のワルツは好きだけれども、他の楽章が好きになれなかった。

それが、小澤=サイトウ・キネンの演奏を聞いて、初めて好きになった。
一つ一つの楽想がピタッ、ピタッときまる。カッコよくきまるという感じだ。「つぼにはまる」といったらいいのかな・・・
1~3楽章は弦の素晴らしさが印象的。
僕個人として「しなる」という言い方をするが、弦がしなっているし、響きもつややか、弦楽器同士のハーモニーも、この場面ではこの響かせ方しかないだろうと思わせるものだった。
4,5楽章は金管と打楽器の迫力が凄かった。生で聞いたら圧倒されるだろうな!


当日の演奏は、10月8日(月)PM3:10~、NHKBS2で放送されます。
よければご覧下さい。

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