回覧板というのは、わりと共通して使える言葉だろうか?
我が町では、いろんなお知らせが回覧板で回ってくる。
その中に、神社から七五三のお参りについてのお知らせが入っていた。
そこで、今日取り上げる曲は
酒井格「七五三」
龍谷大学からの依嘱で書かれたこの曲、題名の通り七五三をテーマにしている。
さらに7歳、5歳、3歳の子供をイメージし、7拍子、5拍子、3拍子を使って作曲されている。
全体が3部構成になっている。
冒頭は特徴的なリズムのファンファーレで始まる。
そして魅力的なメロディがいくつかのソロで奏でられる。
子供の戯れを表す部分もあるが、すごくかわいらしい。
また、特徴的なリズムが至る所にちりばめられている。これは1部と3部のよく出てきて、曲の統一感を出している。
中間部は、ゆったりとした酒井さん独特の静寂な雰囲気。(この雰囲気はすごく日本的だと、個人的に思っている)
酒井さんの「大仏と鹿」の中間部と似た雰囲気がある。(同じ作曲家だから、当たり前と言えば当たり前なんだけど)
3部はバスクラが特徴的なリズムをppで吹いて始まる。
1部のメロディやリズムが中心になっているが、かなりダイナミックだ。
そして盛り上がってこの曲をしめくくる。
いい曲ですよ!
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