2008年12月18日木曜日

ヘンデル/クラヴィア曲集

ヘンデルはあまり聞きません。聞くのは「水上の音楽」「王宮の花火の音楽」「合奏協奏曲」ぐらいです。クラヴィア曲集があるなんて知りませんでした。

今回、itune でダウンロードしたリヒテルのEMIボックスに入って中から、この曲集を聞きました。
今までにボックスセット全14枚のうち10枚ほどは聞きました。未聴曲にプロコフィエフのピアノ協奏曲第5番のようにあえて聞かずにおいてあるものと、ヘンデル/クラヴィア曲集とブラームス/マゲローネのロマンスのように聞く気が起らずに取り残されたものがあります。

実はここ1~2か月リヒテルのEMIボックスは片隅に追いやられていました。ダウンロードしたころはせっせとディスク作成をして聞いたものですが、その後の itune によるメシアン、TさんにしていただいたレコードをCD化したもの、ロイヤル・コンセルトへボウの10曲の交響曲、HMVで購入したもの等にCDラジカセは占拠されてしまったのです。

リヒテルの存在を思い出させてくれたのが、yoshimi さんの前回記事のコメントです。この機会を逃すと放置されたままの状態が続くと思ったので、一気にディスク作成をしました。(yoshimiさん、ありがとうございます) これで全14枚分ディスク作成完了です。

以上のような経過で、ヘンデル/クラヴィア曲集を聞いています。
CDに収められているのは、2,3,5,8,9,12,14,16番の8曲です。

バッハの鍵盤作品に雰囲気が似ていますね。これが不思議でした。

バッハもヘンデルも1685年生まれで同い年なんですね。同じ時代を生きていたのに、管弦楽作品から受ける印象はかなり違うと感じていました。
だからクラヴィア曲集の第2番から聞き始めて「なんかバッハみたい」と漠然と感じつつ、曲が進んでいくにつれ「ほんまにバッハみたい」、「この曲はヘンデルの作品なの?」と思うにつれ不思議な感じがしたんです。

僕はバッハの鍵盤作品を多く知らないので、誰かがこの曲を「バッハの○○」と言ってきかせてくれても、なんら違和感なく受け入れるんじゃないでしょうか。
聞きこんでいって違いが見えてきたら、それはそれで面白いと思います。

似たような感じを受ける原因の一つ演奏者がリヒテルというのがあると思います。バッハの平均率クラヴィア曲集全巻をリヒテルのピアノで持っているのでが、もし持ってなかったら違った印象を持ったかもしれません。たとえばバッハをグールドのピアノでしか知らないとか。


さて、この曲集は疲れを癒してくれるのに適したもの1つになるかもしれません。特に頭を使い過ぎたとき、凝り固まりをやわらかくしてくれる感じです。 やんともいえない安らぎも感じます。

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11 件のコメント:

yoshimi さんのコメント...

こんにちは

未聴CDの山は頭が痛いですね。私の山も、当分は山頂にたどり着けそうにないくらい高くなってます。

リヒテルがヘンデルまで録音していたのは知りませんでした。ハイドンのソナタなら知っていましたが。
リヒテルの平均律の第1巻は聴きましたが、ロマン主義的なバッハというか、”リヒテルの”バッハですね。リヒテルがバロック形式の曲を好むというのは意外な気がしたものです。

リヒテルとグールドのバッハは、特にピアニストの個性が強く浮き出ているように感じます。
ゴルトベルク変奏曲は最近聴くようになりましたが、グールドのピアノでは良いと思わなかったこの曲が(一部を除いてグールドとは相性が悪くて)、シフ、ペライア、ピーター・ゼルキンと聴くと、曲の持つ面白さがいろいろわかってきました。
といっても、私はゼルキン(パパの方)が弾くバッハの曲が一番好きなのですが...。

よんちゃん さんのコメント...

yoshimiさん、こんにちは。

未聴CDが増えるさまを「増殖」と、何かのブログで表現されていましたが、いい得て妙だと思います。
今年は追いつけないほどの勢いでCDが増えました(苦笑)何とかしないといけないのですが・・・

バッハの鍵盤作品はリヒテルの平均率とグールドで数枚しか持っていません。この作品群は一通りそろえたいと思っています。
シフが今秋セットものを出しましたが、他のCDの増殖具合と予算の関係で見送りました。

『リヒテルのバッハ』ですか、なるほど。それなら今回の曲は「リヒテルのヘンデル」なのかもしれません(?)

グールドのバッハは好きなんです。脳が喜んでいる感じがするんです。

他のピアニストによるバッハも聞いてみたいです。奏者によっていろんな世界が表わされるので、一通りそろった後は、いろんなピアニストで数種類のCDというようにしていきたいです。どれくらい年数がかかるかわかりませんが、漠ッとした思いはあります。
そこにはルドルフ・ゼルキンを必ず入れないといけないですね。

yoshimi さんのコメント...

こんにちは

バッハのピアノ作品は結構あるので、私も全部は聴いていませんが、ピアニストによってかなり違いますので、いろいろ聴いてみるのはとても楽しいものです。

リヒテルのフランス組曲は評価が良いですね。シフも評価が高いですが、工夫しています!みたいな感じで聴こえてくるので、私はシフよりはペライアのバッハの方が好きなのです。

シフのバッハは近所の図書館が数種類保有していて、借りて聴きました。最近の図書館は便利になったものです。

ゼルキンのバッハ録音は少なくて、ほとんどがライブ音源です。バッハ弾きとしてはあまり評価されていないような気がします...。私は好きなんですけどね。バッハ集は1枚ありますが、バッハがカップリングされているCDを選ぶのも良いと思います。

rudolf2006 さんのコメント...

よんちゃんさま こんにちは

リヒテルは最近よく聴くようになったピアニストです。主に、シュベルト、ハイドンなどを聴いています。バッハの「平均律」も持っています。EMIのボックスは欲しいなとも思ったのですが、ちょっと控えております。

ヘンデルは、「メサイア」や木管のアンサンブルくらいしか聴いたことがありません。リヒテルがどんな演奏をしているのか、聴いてみたくなりますが〜。

いつも、拙ブログにご訪問、コメント、ありがとうございます。

私もCDの山が〜、爆〜。

ミ(`w´彡)

よんちゃん さんのコメント...

yoshimiさん、こんにちは。

>バッハのピアノ作品は結構あるので、私も全部は聴いていませんが、ピアニストによってかなり違いますので、いろいろ聴いてみるのはとても楽しいものです<
演奏の多様性という点でバッハという作曲家のすごさを感じます。
リヒテルとグールドで全く違いますから。
・・・というよりグールドが個性的すぎるのかもしれません。

ゼルキンのバッハはあまりないのですか、残念です。

ぺライアがお勧めですね、インプットしておきます。
僕が持っているペアイアのCDは、彼自身が指揮とピアノをしているモーツァルト/ピアノ協奏曲全集の前半だけです。
ぺライアのバッハは調べておきます。

よんちゃん さんのコメント...

rudolf2006さん、こんにちは。

リヒテルはシューベルトのピアノソナタなどをブログで取り上げておられますね。
リヒテルは学生時代に京都会館でのリサイタルを聞きました。2階席から見たことだけ覚えていて、演奏曲はすっかり忘れました(苦笑)

「平均律」は僕も持っています。今も愛聴盤ですが、ずっとそうあり続けると思います。
EMIのボックスは、ituneで激安だったので買いました。ダブり買いがなく、演奏も素晴らしく満足しています。

ヘンデルは「メサイア」は聞きたい曲なんですが、CD購入候補の順番はかなり後方です・・・

rudolf2006さんも未聴の山が大変ですか・・・
音楽を聞く時間が特別に欲しいですね。

アンセルメのバロックは異色な感じですが、面白そうですね。

yoshimi さんのコメント...

こんにちは

ぺライアのモーツァルトの協奏曲は評判が良いですね。私は20,23,24番だけしか聴かないので、そのうちダウンロードして聴こうと思っています。

ペライアは指の故障でピアノが弾けなくなり演奏活動を中止していた時に、ひたすらバッハを研究して心の支えとした人です。もしペライアを聴くのであれば、復帰後に弾いたバッハ(ゴルトベルク、イギリス組曲、パルティータ)が良いと思います。

よんちゃん さんのコメント...

yoshimiさん、こんにちは。

ぺライアのモーツァルト/ピアノ協奏曲集は20年ほど前に買ったものです。その当時はそんなに種類が出てなかったと思いますし、値段もそれなりの額だったとはずです。
なけなしのこずかいをはたいて買ったのではないかな・・・。

>ペライアは指の故障でピアノが弾けなくなり演奏活動を中止していた時に、ひたすらバッハを研究して心の支えとした人です。<
そういえばそんな話を聞いた記憶があります。
そうであるなら、ますます聞かねばなりませんね。

ゴルトベルク、イギリス組曲、パルティータがお勧めですね。ちょっとHMVで調べてみました。少しずつ買いそろえていきたいと思います。

REIKO さんのコメント...

こんにちは。

リヒテルのヘンデルですか・・・そんな録音があったのですね。
そもそもバッハに比べると、ヘンデルのピアノでの録音は少ないですから。

私はチェンバロによるヘンデルのクラヴィーア組曲ならたくさん聴いていますが、ピアノのCDはまだ持っていないです。
チェンバロの曲をピアノで「効果的に」弾くのは難しいので、ピアニストのセンスが問われますよね。

よんちゃん さんのコメント...

REIKOさん、こんにちは。

ブログを拝見させていただきました。
来年ヘンデル没後250年なんですね。知りませんでした。

ヘンデルは嫌いかと聞かれたら、はっきり「いいえ」と答えますが、好きかと聞かれたら「まあ、好きかな」というぐらいで、とんと縁遠い作曲家です。
でも、「合奏協奏曲」「水上~」「王宮~」を聞いているときはすごく気分がいいんです。

>チェンバロによるヘンデルのクラヴィーア組曲ならたくさん聴いています<
チェンバロによる演奏はどれくらいのCDが出ているのでしょうか?
リヒテルの演奏ではバッハに近いものを感じましたが、チェンバロではどんな感じなんでしょう?
興味をそそられます。

コメントありがとうございました。

REIKO さんのコメント...

ヘンデル/クラヴィア曲集のチェンバロ演奏、今まではオリヴィエ・ボーモンがエラートに録音した2枚を愛聴していました。

他に同じくエラートのスコット・ロスや、Chandosのソフィー・イエーツのものなどが有名です。

で、つい最近超お勧め盤が出ました!
ジークベルト・ランペのMDG盤です。(海外盤)
実音より1オクターブ低い音が出る、16フィートストップを持つ、大型のドイツタイプのチェンバロを使った、重量感溢れる堂々とした演奏です。

「調子の良い鍛冶屋」の、オリジナルバージョンや、有名な「シャコンヌト長調」の初稿版は、世界初録音だそうです。