2009年3月24日火曜日

クーベリックの復活


マーラー/交響曲第2番「復活」を
クーベリック指揮バイエルン放送響&合唱団
マティス、ファスベンダー
(1982年10月8日ライヴレコーディング)
で聞いています。

欲しかったCDをようやく手に入れることができ、ここ数日間何回も聞いています。

クーベリックが大好きと何回も書いていますが、いうほどに彼のCDを持っていません(苦笑) 聞く機会もそんなにありませんでした。

じゃあ、なぜ好きなのか?と自問したところ、2つの演奏があったからだ、という答えが出てきました。
2つとはモーツァルトの後期6大交響曲集と「復活」の演奏。モーツァルトはバイエルン放送響によるスタジオ録音、「復活」は日時不詳のライブ録音。高校生か大学生かはっきり覚えていませんが、FMで放送されカセットテープに録音したものです。

マーラーは聞き始めから馴染めず、第6番によってマーラー・アレルギーが決定的になりました。(それ以来第6番は聞いていません。クーベリックかブーレーズなら聞けるかもしれないと思いますが、聞くにも勇気がいります) 一部を除いてマーラーから遠ざかっていましたが、なぜかしら「復活」は聞き続けていました。

カセットテープを聞かなくなって何年にもなりますが、念願かなってクーベリックの「復活」を手に入れることができました。
1982年のライブ録音はカセットテープに録音したものと別の日の演奏のように思います。細かいところに違いがある感じがします。でも演奏の基本的解釈は同じです。もう言うことのない名演です。
「いいな、クーベリックは最高」と何度も思いながら聞きました。

クーベリックのマーラーはこれしか知りませんが、マーラーの雑多なところや生の感情が出るところを(これが好きになれなかったところだと思っています)蒸留して聞かせてくれる。または昇華した音楽にしてくれるような気がします。それが好きで聞き続けた理由かなと思っています。

また一つ愛聴CDが増えました。

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2 件のコメント:

rudolf2006 さんのコメント...

よんちゃんさま こんばんは

クーベリック、私もモツアルトの後期交響曲集、LP時代から聴いています。今はCDを持っていますが〜。

マーラーもLP時代から聴いています〜。
バイエルン放響との全曲盤、どの曲も素晴らしい演奏だと思います。愛聴盤の一つです〜。
6番も良いですよ。

クーベリックの演奏は、上手く表現しにくい指揮者ですよね〜、でも、音楽に対する深い愛を感じます〜。

ミ(`w´彡)

よんちゃん さんのコメント...

rudolf2006さん、こんにちは。

クーベリックのモーツァルト/後期交響曲集はいいですよね!大好きなんです。

マーラーはLPの頃から聞かれているのですか。すごい!
僕はスタジオ録音による全集はずっと欲しくて、HMVのウィッシュリストに入れていました。
ところが、最近ライヴ音源があることを知り、方向転換して手始めに2番を購入しました。
この演奏がすごくよかったので、ライヴ録音シリーズを続々購入することにしました。その中に6番も入っています。

>音楽に対する深い愛を感じます<
うーん、なるほど!的をついた表現だと思います。
ここのところクーベリックの演奏をよく聞いていますが、自分なりにクーベリックをつかみたいと思っています。

rudolf2006さんのブログは毎日楽しみにしていますが、クーベリックの記事も期待しています。
コメント、感謝です。