「○○の星のもとに生まれる」とは、言い古された言葉だが、サッカー日本代表監督に就任した岡田監督にはそう言わずにはおれないものがある。
2度目の監督就任であるが、どちらもピンチヒッターとしての登板である。
1度目は9年前(?)は、アジア最終予選のまっただ中、加茂監督(当時)が更迭され、コーチから昇格。見事アジア予選を突破した。そして初出場となったワールドカップを戦った。
今回はオシム監督が脳梗塞で倒れた後の後任としてである。アジア第3次予選は2月から始まるのである。
どちらも最初からの監督就任ではない、途中からの、しかも準備期間のほとんどないところで、結果を出さなければならない大変な仕事だ。まさに「火中のクリを拾う」ような役目だ。
日本代表監督をやってみたい人はいくらでもいるだろうが、それらを差し置いて2度も務めることになる。しかもピンチヒッターとして。
そういう星のもとに生まれた、と言わずして何というのだろう。
今回は2度目、前回の経験がある。貴重な財産だ。経験のことを言えば日本人の中では突出している。今後に期待したい。
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