2008年5月19日月曜日

マーラー/交響曲第5番

映画「べニスに死す」(ルキノ・ヴィスコンティ監督、原作はドイツの作家トーマス・マンの同名小説)を見たのは、 高校生の時(?)だったと思う。

主人公の作曲家エッシェンバッハ(マーラーをモデルにしているらしい)、タッジオという美少年、ヴェニスの町と浜辺、そして映画全編にわたって流れるマーラーの交響曲第5番4楽章のアダージェット。

今でもいくつかのシーンを覚えているが、これらひとつでも欠けると映画として成り立たない。特にアダージェットが他の音楽に代わるのは、あり得ない話だ。

僕にとってこの映画は何なんだろう?
「感動した」と単純に言えない。ただ、心の中の深いところに刻み込まれたのは間違いない。
これまで3回は観ている(はず・・・)が、何度でも観たい。そのたびごとに何かが深く刻まれていくような気がする。


映画「ベニスに死す」が、僕にとってマーラーとの出会いになった。(記憶に間違いなければ・・・)勿論5番の交響曲ともそうである。
ただし、全曲聴くのは数年後、大学の時(だと思うが)にレコードで買った、テンシュテット/ロンドン・フィルの演奏によってだ。これは今でも僕のスタンダードになっている。

マーラーは、あまり聞かない作曲家だ。交響曲でも全く聞いたことがないものがあるし、数回聞いただけで、もう一度聞きたいと思わないものもある。
しかし、ここ数年マーラーのCDは微増傾向にある。購入CD全体に占めるマーラーの割合は、以前と比べると格段にアップした。つまり、好みがはっきり分かれているわけだ。
そんな中にあって、5番のCDはダントツの所有枚数を誇る。

  7枚

どんなお気に入りの曲でも、せいぜい2~3枚しか持っていないことを考えると、異常な数である。
(いろんなブログを拝見していて、1曲に10枚も20枚も持っておられる方から見ると、なにを大袈裟なことを言っていると笑われるでしょう)

よくぞこれだけあるなと思う。
さて、書きだすと止まらなくなりそうです。続きは明日ということで。

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2 件のコメント:

powell さんのコメント...

アダージェット、懐かしい調べに邂逅させていただきました。
職場で修羅を経て、最高裁でも正当性を理解される事はなく、以来5年以上音楽を聴く事も吹く事も一切やめてしまっていました。
昔は穏やかにこの曲を聴いていました。
7枚はスゴイですね!
私の場合は月並みかも知れませんがベートーベンの7番『舞踊の交響曲』です。2楽章がクラシック音痴でも琴線に触れて、最終楽章の疾走感とも相まってCDはハイティンクの全集でしか持っていませんが、生の演奏を聴き倒していました。
ただ、一度アマを聴いてイメージを崩されて悔やみました。
そういえば私たちもアマの楽団でしたね~(^^;)

よんちゃん さんのコメント...

powellさん、こんにちは。

職場でのことは、ここで初めて知りました。拙文が懐かしい調べとの邂逅の一助になったのは、嬉しいことです。
穏やかに聴かれたこの曲は、今はどのように感じておられるのでしょう。

ベートーベンの7番がお好きですか!
しかも生演奏をたくさん聴かれたんですね。すごい!
ハイティンクのベートーベンは、恥ずかしながら聞いたことがありません。ぜひ聞きたいものです。