2009年5月22日金曜日

イギリス組曲第4番

イギリス組曲第4番 ヘ長調 をシフのピアノで聞く。

初めて聞くシフのバッハだが、演奏が始まるとすぐに僕の心をとらえた。

バッハの鍵盤作品は好きなんだけど、そんなに曲を知っているわけでもなく、持っているCDもごくわずか。リヒテルの平均律とグールドによる数曲だけ。今回これにシフが加わった。
シフの音はグールドと違う。グールドの乾いた音に対し潤いというか湿度のある音。やさしさのある音と表情は聞くたびに、いろんなニュアンスを含んでいることを教えてくれる。

曲の構成は次のようになっている
     第1曲 プレリュード
     第2曲 アルマンド
     第3曲 クーラント
     第4曲 サラバンド
     第5曲 メヌエット 1
     第6曲 メヌエット 2 及びメヌエット 1 のダカーポ
     第7曲 ジーグ 

曲そのものも4番は好き。愛聴盤が一つ加わりました。

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3 件のコメント:

yoshimi さんのコメント...

こんばんは。バッハのイギリス組曲は構成がかっちりしているので、ちょっと堅苦しいところがありますね。でも、第4番は明るい曲だと思います。

フランス組曲の方が、自由な曲想で明るい雰囲気です。シフも良いですが、リヒテル(2,4,6番)もとても良い演奏なのでオススメです。

フランス組曲のなかでは、5番が人気があって、私も好きな曲(特に第1曲の ALLEMANDE)です。
youtubeにアンデルジェフスキの演奏映像があるので(シフよりも快活な弾き方です)、お暇なときにでもどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=ucb2vXSVvl0&feature=PlayList&p=DE4072E3A24A0051&index=2

yoshimi さんのコメント...

追伸です。シフのピアノがお気に召したのであれば、ゴルトベルク変奏曲の2001年のライブ録音(旧録ではなくて)がとても素晴らしいので、機会があれば聴いてみてください。

よんちゃん さんのコメント...

yoshimiさん、こんにちは。

4番、そう明るい曲ですよね。そのに惹かれたのかもしれません。

フランス組曲は5番と6番しか聞いたことがありません。他も聞いてみたいのです。
シフがよかったのでバッハ作品集12枚組をほしいという思いが強くなりました。
そこに入っているゴルトベルク変奏曲は旧盤のようですね。

リヒテルは平均律の演奏が素晴らしかったので、彼のバッハは一通りチェックしてあり、フランス組曲2,4,6番のCDはお気に入りリストに入っているのですが、購入にいたっていません。

予算との兼ね合いもあり、悩ましい日々が続きそうです(苦笑)

アンデルジェフスキは名前も映像も初めてです。youtubeを見ましたが、なかなかいいですね。ご紹介ありがとうございます。