2009年5月25日月曜日

大仏と鹿


龍谷大学の吹奏楽部が創部40年を記念してCDを作りました。

「藍色の谷」というアルバムタイトルです。

先月発売されましたが、人気があったようです。予約販売があり、すこし送れて申し込んだところ品切れで、発売日以降をいくらか過ぎてようやく注文することができました。

録音は2008年12月7、8日 京都府八幡市文化センターという最新のものです。
このアルバムに入っている曲はおいおい紹介していきたいと思います。

まずは1曲目は、酒井格作曲「大仏と鹿

このブログで何回も書いているように、酒井さんは日本人吹奏楽作曲家のなかでは一番好きな人です。また酒井さんと龍谷大学は結びつきが強く、吹奏楽コンクールの自由曲は2002年から酒井さんの新曲を取り上げています。(言い方を変えれば、龍谷大学のために書き下ろしているのです)

大仏と鹿は1999年の曲で、この時点では龍谷大学とは関係ありません。
この曲については作曲者自身の解説を読んでもらうのが一番いいです。
http://ismusic.road.jp/works/deer.html

僕個人としては思い出の曲でもあります。我が母校(高校)の吹奏楽部がコンクール自由曲に取り上げたのが○年前。春休みの合宿では練習で指揮をし、6月か7月にも指導しています。

この曲の難しさのひとつがリズムにあります。3拍子であるのに8分の6であるようなリズムになっているのです。それは彼の作品の「おおみそか」にも同じようなリズムがあり、きちんと3拍子に聞こえるようにしなけばならない苦労がありました。

それはさておき、「大仏と鹿」は素敵な曲であり、大好きな曲です。

音楽ブログランキングへ
               にほんブログ村 クラシックブログ 吹奏楽へ

0 件のコメント: