
クーベリック/バイエルン放送響で、交響曲第99番を聞きました。(1981年6月22日ミュンヘンで録音)
そこに聞こえてきたのは、格調の高い音楽でした。クーベリックの振ったモーツァルト/後期6大交響曲は、すぐれて格調の高いものでしたが、ハイドンでもそのように聞こえてきました。
曲そのものが初めてなので、演奏がどのようなものになるのか予想すらしていませんでしたが、一音一音から感じられる品と香りがすばらしい。ハイドンってこんないい曲を書いているんだ、それともクーベリックの指揮がいいからなのか、いや両方だと思いながら聞きました。
1楽章のさわやかさ、2楽章の高雅な歌、優雅に舞う3楽章そして4楽章の楽しさ。 一言でいってしまいましたが、王侯貴族になって(?)、くつろいだ気分で音楽を楽しみました。
そう! 音楽を“楽しむ”
これにはハイドンは最上の部類に入るのではないだろうか・・・
そんなことを思いつつ、他の作品、特に交響曲をいろいろと聞いてみようかなという気持ちになりました。
音楽ブログランキングへ

2 件のコメント:
ハイドンの99番、大好きです。クーベリックの演奏があるとは、うかつにも知りませんでした。クーベリックも大好きです。ぜひ聴いてみたいです。なんとかこのCD、探してみます。ありがとうごいました。
mikotomochi58さん、こんにちは。
コメントは処理させていただきました。
ハイドンの交響曲は数曲のみ聞いたことがあり、100曲余り知らないのです(苦笑)
ハイドン・イヤーなので少しは聞こうかなと思ったぐらいの不真面目なリスナーです。
たまたま99番から聞き始めましたが、この曲は本当にいい曲ですね。時折取り出しては聞きたいと思います。
クーベリック盤ですが、ORFEOから出ていましてモーツァルトの25番、38番とのカプリングになっています。
コメントを投稿