2009年5月20日水曜日

ブルックナー/交響曲第8番


カラヤンのライヴはいいね!

とここ数ヶ月東京ライヴ、ロンドンライヴそして今回のブル8ライヴを聞いて思うこと。
スタジオ録音もいいが、ライヴもいいと思う。
演奏の完璧さは当然スタジオ録音がいいに決まっているが、完璧な音響体がスピーカーから流れてくるが、それ以上でもそれ以下でもなく心動かされることのない経験が少しある。

それがライヴでは、アンサンブルの乱れ、バランスの崩れなどたまにあるが、それを越えて心を動かす何ものかがある。これがいいのだ。

ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)

1979年6月4日、リンツの聖フローリアン教会での演奏。
そう、ブルックナーが地下に埋葬されている聖フローリアン教会の大聖堂でのライヴなのだ。オーケストラはウィーン・フィル。

演奏に関しては、全楽章通して気迫がこもっている。ぐぐぐっとくるのだ!
2楽章スケルツォの主題がゆっくりめのテンポでレガートで弾かれるのだけ小首を傾げるが、それ以外は何ら言うことなし。

この後、9番とテ・デウムを聞くのが楽しみになった。

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