2008年4月24日木曜日

マゼランの未知なる大陸への挑戦

「マゼランの未知なる大陸への挑戦 」は樽屋雅徳(1978~)さんの作品。

先日の「パイレーツ・オブ・カリビアン」を書いた後、ぜひこの素晴らしい吹奏楽曲を紹介しようと思い、今日の記事を書きます。

1400年代から1500年代にかけては、ポルトガルとスペインを中心に、未知の航路を開拓する「大航海時代」で、探検家にとっては「夢と冒険の時代」でもあった。
その時代に活躍した一人が、フェルディナンド・マゼラン(1480頃~1521)。
彼は1519年に西回り世界一周航路発見の旅に出る。ところが途中で死んだため、夢を果たせなかったが、残りのメンバーによって世界一周が達成された。

この「マゼランの未知なる大陸への挑戦」は、そんな、航海の途中で死んだマゼランの魂が、そのまま世界一周航海を成し遂げ、さらに地球上を巡る…という想定で作曲された。いわば「マゼランの死」以後を描いた曲といえるだろう。

曲はモルダウ風に始まり、何かが起こりそうな予感を感じさせるメロディがくる。さらなる航海に出て、未知なる世界への尽きない興味や、ワクワク感が踊りだそうといている。
これから航海に出ようする船内の活気かもしれない。

とするうちに「パイレーツ?」と思わせる部分が現れる。それぞれ作曲者は国が違い、題材がマゼランと海賊で違いがあるが、海が舞台で時代背景に近いものがあれば、同じようなイマジネーションが与えられるのかもしれない。

そして緩急や曲想を変えつつ曲が進んでいく。この変化に唐突感や不自然さがない。自然でしかもぴったり「はまっている」感じだ。静かなところ、美しいメロディ、広がりのあるメロディで壮大に盛り上がるところなど。その中で僕のお気に入りは、アイリッシュダンス風のところ!

この曲は去年あたり大ブレークしたらしい。中学や高校で取り上げてところが結構あると聞く。
曲を聞けばそりゃそうだろうと納得する。そういう曲である。

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2 件のコメント:

Powell さんのコメント...

http://www.youtube.com/watch?v=UKbIYWOTFfg&feature=related で
ダイナミックな演奏を聴かせていただきました。
曲前後のstandingを見て意を強く持ったのですが、ABSALONはバイキングの征服の叙事詩であり軍隊として攻めの姿勢から全て立ちたいと思うのです。一旦K・Largoで静かに座り、167・fffで一斉に立てないでしょうか?

よんちゃん さんのコメント...

powellさん、こんにちは。

youtubeをみました。すごい人数で演奏していましたね。我が吹奏楽団もあれぐらい人数がいればすごいなと思いました。