2008年4月28日月曜日

ショスタコーヴィッチ/交響曲第5番

昨日(4月27日)は、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの命日。亡くなって1年になる。
彼のCDから1枚(追悼の念を込めて昨年購入したもの)

ショスタコーヴィッチ/交響曲第5番
ロストロポーヴィッチの指揮、ワシントン・ナショナル響の演奏

マイCDでは、ショスタコーヴィッチはこれ1曲のみ。同じロシアでもプロコフィエフが交響曲に始まり、ますます広がろうとしているのに、お寒いかぎりである。
高校か大学の時にSさんに「ショスタコーヴィッチは神経質な感じがする」と言われたことが、固定観念となって、ずっと敬遠していたのかもしれない。今はいろんなブログで書かれているのを見て、少しずつイメージがよくなりつつある。

さて交響曲第5番だが、ロストロポーヴィッチの演奏を聴いて小澤征爾が、これを聴いたら自分は演奏できない、と言っているのをどこかで読んだことがある。CDの録音は1982年となっているが、その前後に聴いたのかもしれない。(ちなみに2006年のサイトーキネンフェスティバルで5番を演奏している。それまでにどこかで演奏したかどうかは不明)

他の演奏を知らず比較するものを持っていないが、聴いていて感じるのは、凄い迫力があること。ロストロポーヴィッチのには、伝えずにはおれない何かがあって、それがこちらに迫ってくる、時には蹴倒されそうになるほどに。

3楽章は美しい音楽、どことなくマーラーに通じるものがあるような気がした。
4楽章は吹奏楽編曲版がある。演奏された方もおられるかもしれない。

音楽ブログランキングへ
            にほんブログ村 クラシックブログへ

0 件のコメント: