2007年11月7日水曜日

演奏の違い

演奏者によって、曲は違って聞こえる。

クラシックの場合、違いがあるからおもしろい。
一つの名曲に、何枚、何十枚というCDがある。
たとえば、同じ曲を同じ指揮者が振っても、年齢の違い、オーケストラの違いや録音その他によって、演奏が変わる。
同じオーケストラでも、指揮者が変わるとガラッと変わる。(基本的なオケの特徴は変わらないのだけど)

だから、聞き比べるとおもしろい。

人によっては、お気に入り曲にCDが十枚超えることもあるだろう。
聞き方として、この前はカラヤンを聞いたから、今日はバーンスタインにしようということもあるだろう。
逆に聞き比べて、一番のお気に入りを何回も聞くこともあるだろう。

そして名曲の場合、どんな下手な演奏をしても、曲の評価は揺るがない。演奏者が酷評されるだけだ。

だけど、吹奏楽の場合は少し違うと思う。
初演の演奏やCD初録音の演奏の質によって、曲の評価や後々の演奏回数が違うってくるような気がする。(曲や演奏によって、影響の大きさに違いがあるだろう。ほとんど影響なしというのもあると思う)

すでに吹奏楽の名曲としての位置を築いている、ホルストの「第1組曲」や、リードの「アルメニアン・ダンス」などは別の話だ。
最新のものから、ここ5年とか10年内に作品で、知名度が低い作曲家であったり、人気がある作曲家であっても、聞く人が初めての場合、これが当てはまるような気がする。

どうだろう?


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