2008年10月27日月曜日

彼方の閃光

引き続いてメシアンの曲です。
Eelairs sur l'au-delà...  日本語タイトルは「彼方の閃光

演奏はサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィル

全11曲からなっています。各曲にタイトルが付いていますが、フランス語なのでさっぱりわかりません。(ituneダウンロードはここが限界ですね)  そこでWikipediaから引用します。

1曲目 「栄光あるキリストの出現 - Apparition du Christ glorieux 」
管楽器のみコラール風に始まります。先に聞いた「トゥランガリラ交響曲」と雰囲気が違います。この後どんな展開を見せるのかと気配を伺いながら聞いていましたが、そのまま終わりました。ちょっと肩すかしです。

2曲目 「射手座 - La Constellation du Sagittaire 」
フルートが鳥のさえずりを模した感じで吹きます。何本のフルートをを使っているかわかりませんが、賑やかというか騒がしい始まり方です。いったん休止した後コラール風の部分その他が続きます。ふむふむ・・・なるほど・・・と、初めてなので曲の展開を自分なりに受け止めようとして聞いています。

3曲目 「コトドリと結婚の街 - L'Oiseau-lyre et la Ville-fiancée 」
4曲目 「刻印された選ばれし者 - Les Élus marqués du sceau 」
8曲目 「星々と栄光 - Les Étoiles et la Gloire 」
10曲目 「神の道 - Le Chemin de l'Invisible 」
これらは僕が個人的に感じる現代音楽の範疇にに入る曲です。好き嫌いはあまりありませんが、範疇にある曲はある程度安心して聞けますね。(僕の範疇を超えていたトゥランガリラ交響曲のことが、今だに尾をひいています)

5曲目 「愛にとどまる - Demeurer dans l'Amour 」
弦楽合奏です。静謐さがいいですよ。

6曲目 「7つのトランペットと7人の天使 - Les Sept Anges aux sept trompettes 」
ヨハネの黙示録第8章に「それからわたしは、神のみまえに立っている七人の御使を見た。そして、七つのラッパが彼らに与えられた。」そして御使が順にラッパを吹き鳴らすと、地上に災いがもたらされると書いてあります。これに基づいた音楽なんでしょう。
金管楽器と打楽器による威厳のある音楽、というよりも威圧的かもしれない。

7曲目 「そして神はことごとく涙をぬぐい去ってくださる - Et Dieu essuiera toute larme de leurs yeux ... 」
ぬぐい去るという描写ではなく、涙をぬぐい去られたの様子なり感情を表している感じがします。

9曲目 「生命の樹にやどる鳥たちの喜び - Plusieurs Oiseaux des arbres de Vie 」
木管楽器による鳥の声オンパレード!

11曲目 「キリスト、楽園の光 - Le Christ, lumière du Paradis 」
弦楽合奏 による演奏。神々しさを感じます。

初めて聞く曲で2回聞きましたが、結構楽しめました。さて次は何を聞こうかな(笑)

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