2008年6月4日水曜日

主よ、人の望みの喜びよ

バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」を初めて聞いたのはいつだろう。
はっきりとわかっているのは大学の時。ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団のレコードによってだ。

ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団を初めて知ったのは、高校の時か大学1回生の時。1つ下の後輩がギャルドのレコードを持っていて聞かせてくれた。バッハのトッカータとフーガニ短調、スッぺの詩人と農夫などが入っていた。
ギャルドの音はシルクのような、そしてビロードのようであり、木管は時に弦を思わせるような音をだす。バッハではまさにオルガンのようであった。「こんなに美しい音があるのか!」と、そう!僕にとってはカルチャーショックに近い驚きを感じた。もう忘れられない音になり、今では吹奏楽の理想の音と響きではないかと思っている。

「ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団」の名前は僕の頭に強烈にインプットされた。そして大学生のある時、レコード屋で輸入盤をあさっていたら見つけた、ギャルドのレコード。A面はバッハのコラール、B面は吹奏楽オリジナル曲かと思われるものだった。(フランス語で書かれているのださっぱりわからない)
もう嬉しくて仕方がなかい。当然購入してすぐに聞く。全曲聞き終って一番印象に残ったのが「主よ、人の望みの喜びよ」だった。

これがこの曲との出会いだ。

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