先日我が吹奏楽団のTさんから貸してもらったCDを聞いた。
「ベートーヴェン/序曲集」
指揮 : コリン・デイヴィス
演奏 : バイエルン放送交響楽団
久しぶりに聞いたのは「エグモント序曲」「フィデリオ序曲」「コリオラン序曲」「レオノーレ序曲第3番」
それ以外は初めて聞いた。
「ああ、いい曲だな。」月並みだが、そう思った。
「やっぱりベートーヴェンだ、聞いたらベートーヴェンとわかる」
シューベルト/交響曲第2番のところで書いたが、オリジナリティのあるなしは大切ではないだろうかと思っていたところで、これを聞いたので、ベートーヴェンにはちゃんとしたオリジナリティがあるんだなと再確認した。
コリン・デイヴィスの指揮は端正で、品格がある。
オケの響きも美しい。木管の引き締まった響きがいいと思った。
「エグモント」には思い出がある。
高校の時のこと、近隣の高校が集まって日頃の成果を披露する演奏会があって、そこで隣の高校がこの曲をやった。
2分の3拍子。トランペットその他が鳴り響いた後、2小節目が重々しいリズムを刻む。
その時の演奏ははクラリネットその他が担当していた。弦楽器ならずしりと重々しい音が出せるが、そのような響きが出せていなかった。
いまいちだなと感じた。そのことだけ覚えている。
それでも自分達はクラシックを演奏できるほど、人数もいなかったし技術もなかった。
羨ましくて「いいな、クラシックやりたいな」と思ったのだった。
音楽ブログランキングへ
2 件のコメント:
こんばんは。
貴ブログを拝見していたらデイヴィスの「エグモント」とあったので目の前をみたら偶然同じCDが置いてありました。
ドレスデン・シュターツカペレです。
せっかくなので聴いています。
うん、デイヴィス、良いですね。
音に無理がなく音楽の流れが自然です。
私も昔この曲を演奏しましたが最後の跳躍のCの音をホルンの誰かが必ず外してました(涙)。
ニョッキさん、こんにちは。
同じ曲があったとは奇遇ですね。
この曲は本当に久しぶりに聞きました。ここ数日何回も聞いています。
やっぱりいい曲ですね!
また、ここのところ鼻歌で冒頭数小節を歌っています(笑)
昔演奏されたんですね。いいですね。
音をはずしやすいHr、なんか想像できますね。
コメントありがとうございます。
コメントを投稿