2008年8月17日日曜日

アララト山


性懲りもなく、一昨日のコーカサス地方の地図をもう一度載せます。
トルコとアルメニアの国境付近にアララト山があります。
昨日集中豪雨があり、今日も天気予報で集中豪雨ありとなっています。

アララト山と集中豪雨の2つから連想したのは「ノアの洪水」です。

聖書の記述によると、40日40夜雨が降り続き、地上のものは水没します。ノアの箱舟は水上を漂流し、雨が降り始めてから半年後、アララト山にとどまったとなっています。

ここで単純な計算をしてみます。
強烈な集中豪雨があって、2時間で1メートル浸水したとします。

同じ調子で1日降り続けると12メートル。

40日ならば480メートルとなります。

アララト山は標高5165メートルです。この山も水没しているわけですから、こんな雨の程度ではないはずです。

では逆算してみます。
40日で5184メートル(あとの計算をしやすくする為、中途半端な数字にしました)の水かさになる雨が降ったとします。

1日では129.6メートル (5186÷40=129.6)  

1時間で5.4メートル (12.9÷24=5.4)

1分で9センチメートル (5.4÷60=0.09)

1時間で5.4メートルは信じられない数字ですが、1分で9センチメートルはなんとなくあるんじゃないかと思ってしまいます。
かなり前に「バケツをひっくり返したような雨」を経験したことがあるので、ひょっとしてと思ってしまいます。だけど、これを平均値にしてが40日間振り続けるのは信じられない数字です。
一方、ここ数年の自然災害を見ていると、人間の浅はかな知識ではかりしれないようなことが起こっていますので、あっさり否定できるものでもないと思っています。

さて、吹奏楽の作曲家ベルト・アッペルモントに「ノアの箱舟」という曲があります。以前拙ブログで紹介したのでくわしく書きませんが、とてもいい曲です。

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